倉敷青木窯 三宅康太さんの器が入荷しました

2024年9月13日

倉敷青木窯 三宅康太 オンライン販売開始のお知らせ

先日Instagramにてご紹介させて頂いた倉敷青木窯 三宅康太さんの器をオンラインショップへ掲載いたしました。

三宅康太さんは現在松屋銀座で開催されている「銀座手仕事直売所」に出店中で、毎回人気があり商品がほどんど無くなってしまう程の作家さんです。
1995年生まれの若手ながら古民芸の器を感じさせる渋い作品をいつも作ってくれます。
今回入荷した器は重さも他の方の1.5倍位と肉厚で重厚感があり持った時に高級感を感じます。
所有感をくすぐられる三宅さんの器。ぜひご検討ください。

作品のご紹介

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三宅康太さんについて

三宅さんは、岡山県倉敷市を拠点に活動する若手陶芸家です。1995年に倉敷市で生まれ、2016年から島根県大田市温泉津にある森山窯で修行を始めました。約5年間の修行期間を経て、2024年に倉敷市内で倉敷青木窯を開窯しました。

倉敷青木窯は、かつて羽島焼の窯元があった場所に設立されており、地域の陶芸の伝統を引き継ぎつつ、独自の作風を確立しています。日常使いの器を主に製作しており、飯碗、平皿、湯呑、鉢類など多岐にわたります。

作品の特徴として、地元岡山の土を主に使用していることが挙げられます。釉薬は瑠璃釉、白釉、糠釉を中心に用い、押紋、刷毛目、イッチン、丸紋などの技法を駆使して独特の表現を生み出しています。
また厚みのあるどっしりとした造りが特徴的で、安心感のある力強さと温かさを併せ持っています。身長192cmという大柄な体格が作り出す器は、その大きな手から生まれる独特の存在感があります。

装飾技法の一つであるイッチンを用いた作品も多く、例えばローマ数字をイッチンで施した飯碗は、洒落た印象を与えています。また、押紋による装飾は静かな力強さを感じさせ、器に独特の質感を与えています。その質の高さと独自性から、多くの陶芸ファンや日用品愛好家から支持を得ています。

倉敷青木窯を開いてからまだ日が浅い三宅さんですが、既に独自の作風を確立し、多くのファンを獲得しています。伝統的な技法と現代的なデザインセンスを融合させた彼の作品は、今後さらに評価が高まることが予想されます。若手陶芸家として、これからの活躍が期待される三宅康太さんの作品を通じて、日本の陶芸文化がどのように発展していくのかとても楽しみです。