いずみ窯 島袋工房 やちむん WEB個展開催しました

オンラインショップにて「いずみ窯 島袋工房」さんのやちむん展開始いたしました

5月のFRANK暮らしの道具 表町店での開催に続き、オンラインショップでのいずみ窯 島袋工房WEB個展を開催いたします。

今回は丸皿(三寸・四寸・五寸・六寸・七寸・八寸)、飯碗や丼に使えるマカイ(四寸・五寸・六寸)を中心にカラカラ、チューカー、筒物もご用意頂きました。

沖縄の名窯「読谷山焼北窯」にて修行された島袋御夫婦の沖縄らしい作品をお楽しみ頂けますと幸いです。

いずみ窯 島袋工房について

いずみ窯 島袋工房は、沖縄の若い陶芸家夫婦が立ち上げた新しい窯元です。
島袋貴寿さんと萌美さん夫妻が2022年に設立し、2023年1月に開窯しました。
お二人とも、沖縄の伝統的な陶器である「やちむん」の名窯、読谷山焼北窯の松田共司工房で10年修行を積んだ経験を持っています。

いずみ窯の特徴

いずみ窯は沖縄の伝統的な陶芸技法を継承しつつ、現代の日常使いに適した利便性を兼ね備えた器を制作。
30代の若い窯元ながら、修行で得た経験を活かし、瑞々しく生き生きとした生活に寄り添う器を生み出し、日々の暮らしを豊かにする、生活に寄り添う器を作ることを目指しています。

丸皿

マカイ

カラカラとは

やちむん とは、沖縄の言葉で 焼き物 を意味する言葉ですが、その中にあるカラカラは、泡盛を飲むための酒器です。
主に酒を注ぐための器として使用され、腰が横に広く張った特徴的な形をしています。これは薩摩焼にも見られる形状です。
カラカラは単なる酒器ではなく、沖縄の伝統文化を反映した工芸品としての価値も持っています。
実用性と芸術性を兼ね備えた器として、沖縄の文化や生活に深く根ざしています。

チューカーとは

チューカーは、沖縄の言葉で急須のことを指す言葉です。土瓶とも呼ばれます。
ぽってりとしたフォルムが特徴で手に馴染みやすく、温かみのある印象を与えます。
厚手の作りで保温性に優れており、お茶を長く温かい状態に保つことができます。
もともとは泡盛を飲むために作られたものですが、今ではお茶用として使われることが多いです。

チューカーは沖縄の文化や生活に深く根ざした器であり、実用性と芸術性を兼ね備えた陶器として、沖縄の伝統工芸品の中でも重要な位置を占めています。
現代では、日常使いの器としてだけでなく、コレクションアイテムとしても人気があります。
チューカーを使って、沖縄のお茶文化を体験してみてはいかがでしょうか。